初めての方は、このブログについて、をご覧ください。金融業界で働いています。毎日の気になった情報・ニュース・考えを載せていきます。友人・知人の皆さん、コメントの際にはハンドルネームで呼んでくださいー。


by a_villager

<   2008年 07月 ( 12 )   > この月の画像一覧

The Predators' Ball: The Inside Story of Drexel Burnham and the Rise of the Junk Bond Raiders
Connie Bruck / / Penguin USA (P)
スコア選択:



今、研修・勉強の合間にこの本を読んでいるが、ふと下の台詞が頭に浮かんできた。マイケル・ダグラス演じる、企業乗っ取りやゴードン・ゲッコーが乗っ取り先の企業であるテルダー製紙の株主総会で放った演説。

Gordon Gekko: Address to Teldar Paper Stockholders

The point is, ladies and gentleman, that greed -- for lack of a better word -- is good.

Greed is right.

Greed works.

Greed clarifies, cuts through, and captures the essence of the evolutionary spirit.

Greed, in all of its forms -- greed for life, for money, for love, knowledge -- has marked the upward surge of mankind.

And greed -- you mark my words -- will not only save Teldar Paper, but that other malfunctioning corporation called the USA.


賛否はあるけど、個人的にはこれにすごく賛成。企業経営者に規律・活性を与えるという役割を企業乗っ取り屋が担っていると思うし、乗っ取られないように、企業が絶えず努力し改革していってこそ、経済が活性化すると思う。(話は変わるけど、今の日本の何が何でも防衛策という企業の姿勢は、この先の企業、日本経済に大きなツケを残すことになると思う)

この本、the predators' ball (直訳すると、略奪者たちのパーティ)でも、低格付け債券、ジャンク・ボンドの市場を作り上げ、それを企業買収に利用できるようにしたマイケル・ミルケンの功績として、アメリカの企業に買収されるという恐怖を与えて、企業経営者が改革をする動機付けを作ったということを述べている(もちろん、別の部分で悪い部分(インサイダー取引とか)はあったけれど)

このノンフィクションに書いてるミルケンの人となりがどれだけ事実なのかはわからないけど、純粋に、今まで投資資金を調達する術を持たなかった企業、格付け会社から格付けという形で差別されていた企業に対して新しい資金調達手段を提供をしたかった、という考えに突き動かされて、あれほどの巨大な市場を作り出し、アメリカ企業に大きな影響を与えたということに対してはある種の感動を覚える。

何事も、成功するためには情熱(金銭欲以上に強いもの)が必要だということなんでしょうか。


ホテルから少し歩いたところにとても美味しいタイ料理屋を発見した。店の主人もとてもナイスなおじさんだし、雰囲気も、味もとてもいい。ちょっと高いけど、これから1ヶ月足繁く通うことになりそう。美味しいご飯が食べられるとわかった途端、これからの毎日が少し楽しくなった。
[PR]
by a_villager | 2008-07-30 06:12 | 投資

会社も人も


先日読んだThe Numberの最後にとても面白い、好きな箇所を見つけた。

四半期の最終損益にあまりにも注目するのはオカシイ話だけど、かといって全く注目しないというのも無茶な話。かつての日本のように最終損益をあまり気にしていなかったために、経済の変化に合わせて企業を再構築したり、若く将来性のある会社への投資の妨げになったりしたケースを挙げている。最終損益へのこだわりがアメリカ企業の経営者に規律を与えて、経済活性化の一因になったという見方もできるという。

さらには、企業の利益が証券アナリストのコンセンサスを超えたからといって、その企業が栄えるわけでもないし、下回ったからといってダメになるわけでもない。2年連続で15%成長をしたからといって、それが永久に続くわけでもない。企業の成長の過程は大概にして平坦なものではない。

人生だってそういうもんでしょ。

↑この箇所がとても好き(英語で流して読むと、この部分がとてもスムーズに目に入ってくる。とても深い意味を持っているのにね)

同年代平均から上だから下だから、ここ数年上昇率がいいから、そういうことだけを見て長期的な見通しを立てるのはちょっとオカシイよね。価格をつけていいかどうか・経済的価値だけで見ていいかどうかの議論は置いといて、少なくとも1つ以上の価格が計れるという現状で、会社の価値を見るときも、それを人間に当てはめるときも、市場価格と本質的価値のギャップを見極めるのって重要だと思う。1,2年のアップダウンだけを見て物事を判断したらまずいってことですね。


イギリスの金融市場における法令順守のテキストを読んでて頭が割れそうになってます。ワケがわからない。これを勉強するワケが。研修センターの講師も、信じられないくらいつまらない、試験を受けたら1週間で忘れる代物、でも資格は資格。頑張ってくださいと。

会社の期待は、ロンドンに来ている新卒全員、100%がこの資格試験に通ることだとよorz
[PR]
by a_villager | 2008-07-29 06:48 | 日常

ロンドンのいろいろ


先日の食あたりから体調も回復したので、今日はホテルから歩いて30分くらいのところにある大英博物館に行くことに。

さすがは、かつて7つの海を制覇した(だっけ?)大英帝国の博物館、世界各地の古代帝国の貴重品がゴロゴロ。それでいて、入場は無料!! 寄付コーナーもあったけど、OECDの貧乏国日本から来たワタクシにはその余裕はございませんでした(笑。

いろいろなものがあったけど、一番迫力があったのは、中東にあった古代アッシリア帝国の壁画。戦争、儀式、ライオン狩り(ライオンが増えすぎて国民や家畜を襲ったりして困ったために帝王が軍隊を派遣して狩りをしたそうなw)を様子を壁一面に彫っている。ライオン狩りは、ライオンのたてがみまで綺麗に彫ってあるし、戦争の壁画はアッシリアの戦車が敵を追い詰めるシーンを迫力満点に描いている。人間の歴史は戦争の歴史っていうのを再実感しました。

生と死というタイトルのコーナーでは、人が病や死に立ち向かうためにどのような方法を考えてきたのかを扱っている。主には宗教がらみ。その中で、イースター島のモアイ像が飾られてあったけど、それを見て、ジャレド・ダイアモンドの文明崩壊という本を思い出した。環境の保全よりも、信仰(モアイ像の制作・運搬のための莫大な樹木の伐採)に重きを置いた結果、イースター島にあった文明は消滅し、島民も殆どが餓死(最後にはカニバリズムに至ったとか)したと。困難に立ち向かい、人生に何かしらの安らぎを与えるための信仰が間接的にも、そういう結果を招いたっていうのは悲劇ですね。

大英博物館の印象を一言で言うなら、権力、ですね。世界各地の文明の貴重品を集めてこれる大英帝国の権力、莫大な労力・年月をかけた調度品・建築物を作れるかつての支配者たちの権力、敵国を抹消しようとする数千・数万の軍隊を動かせる権力。見ていて楽しい展示物ばかりなのは確かだけど、よくよく、それらがどうやって作られて、どうやってロンドンまで集められてきたかを考えると、何かしら黒いものを感じざるを得ないですね。

ロンドンの日曜日のカフェには、お年寄りが一杯いて、一杯本を持ち込んでノンビリとコーヒー飲みながら、読んでいる。若い人も時間を気にせずに本を読んだり、勉強していたりする。公園にいくと、そこにも同じような人が一杯。街行く人も、アメリカよりはお洒落だけど、別に服にお金をかけたりしているようには見えないし、無駄に装飾品を一杯つけているようには見えない。日本人の旅行者とすれ違うと、まず服装で識別できてしまう。休日のゆったりとした時間の過ごし方とか、飾らなさ(アメリカは極端すぎるけど)とか、感覚的なものだけど、そう言う点に関しては、ロンドンの方が東京のよりも好き。

ロンドンは町並みがとても綺麗。200年くらい前からあるような古いレンガ造りの建物が殆ど。新しい建物も、ユニークなデザインでガラスをふんだんに使っていてとても綺麗。

でも、そのコストはそこに住む人たちが払わないといけない。それは不動産価格に現れている。2つのベッドルームのアパートの広告を見ると、都心の安い目のアパートでも、1週間で£300~400、つまり、月で£1200~1600、日本円換算にすると、26万円から35万円。東京のより2倍以上しますね。

ロンドンに住んでいる同期や先生に聞いてみると、都心で家族が暮らせる普通の家を買うとなると、平均年収の10倍は払わないといけないそうな。日本の銀行でこの水準でローンを組んでくれるところはないでしょうね(笑。そもそも共働きで世帯所得で計算しているからなのか、それとも今後も経済が堅調に伸びていく(経済成長の大部分は金融業が担っている)と見ているからなのか。ロンドンで暮らすのは辛いですね。

ロンドンはとても綺麗で仕事の面でもいろんな可能性があって、将来暮らしてみたいとは思うけど、今の所得水準じゃ絶対にイヤですね(笑。電車初乗りが900円、普通のコーヒーが500円するんだもの。。。
[PR]
by a_villager | 2008-07-28 03:49 | 日常

The Number

The Number
Alex Berenson / / Simon & Schuster Ltd
スコア選択:



投資・金融の世界がどれほどまでに一つの数字、EPS(一株あたり純利益)に危険なまでに過剰に注目しているか、今までの歴史の中で投資家を取り巻く環境がどれほどまでに投資家にとって好ましくないものだったか、過去の会計操作にはどういうケースがあったのかを書いている。

先週に授業を受けて、その昼休みに立ち寄った本屋で買って今日読んだけど(体調が回復しておらず遠出ができなかった;)、とても面白かった。この内容で£8は安いね。

でも、読んでいるうちに、だんだんと怒りも覚えるようになった。世の中の色んな制度・仕組み・人間が投資家のお金を騙し取ろう(言い方は悪いけど実質的には同じ)としているか、仮にそうでなくとも、世の中の制度がいかに、金融・投資の世界で働く人にとって、投資家の利益に沿うよう働くのを難しくしているか、考えさせられた。

これから先、欧米に習って、日本でもどんどん確定拠出年金制度が普及するでしょう。そうなったときに、普通に毎日地道に働いて定年を待っている人たちの年金が正しく運用されていけるのか。間違った経営・監査・投資がどれだけ深刻な経済的・社会的損害をもたらすか。同じ1000億円でも、裕福な人1人の貯金でなく、普通の人1000人の年金なら社会的な被害はもっと大きくなるでしょう。

世の中、特に金融市場を取り巻く環境がどれほど信用がおけないものかをも考えさせられた。

会計上の数値が色んな恣意的な仮定・ルールの上に成り立っているという事実に併せて、それを評価する公認会計士や年金数理士のインセンティブが最終的な利益とリスクの受け手である投資家のそれと違っているいう事実。その二つが合わさっている今の環境の中で、どれだけそういう人たちの言っていることが信用できるのか。。。だけれども、全部が信用できないとなれば投資家はプロの機関投資家でも意思決定ができない。それほどまでに市場・会社分析は複雑。。。どこでバランスを取ったらいいのか。

似たような例がここ2年間で起きた+起きている。銀行が自身が作ったローンを保有・監督したり、債務者を律したりするビジネスから、ローンを売却するビジネスへとシフトしていったのにつれて、ローンの質が悪くなり、最終的に債務者、銀行が苦境に陥った。かつては、債務者の問題はそれに貸した銀行の問題でもあった(同じインセンティブを持っていた)けど、派生商品の発展によって、そのコネクションが絶たれた。銀行の問題は、ローンを審査したりその後のモニタリングをしたりすることではなく、いかに多くのローンを作ってそれを投資銀行に売るか、に変わってしまった(債務者とは違うインセンティブを持つようになった)

話を戻して、個人的には、これから先、上に挙げたインセンティブの仕組みを変えること、つまりクライアントである事業会社から投資家へと、公認会計士や年金数理士の報酬の出し手を変えることが必要になるんじゃないかなぁ。。。でも、そうなると当然フリーライダーの問題も上がるでしょう。とても難しい問題ですよね。

今の環境で本当に正しい(と思える)判断をするためには、判断に根拠となる数字を取り巻く環境にどのようなルールがあるのか、そのルールを破る方法がどれだけあるのか、今までどんな違反のケースがあったのかを理解しないとダメでしょうね。
[PR]
by a_villager | 2008-07-27 07:27 | 投資

ロンドンで食中毒orz


昨日の朝食に食べたチキンとマンゴのサンドイッチ(£3)のせいで昨日から今日まで1日中寝込んでた。。。朝ご飯に、同じ店で買った寿司を食べた同期はピンピンしてただけに悔しい。。。

日本から薬を持ってきたからそれを飲んで、説明書を読んだら、神経性と細菌性の2種類の原因があり得ると。狂乱物価のロンドンに監禁されて、意味不明な試験を受けさせられるためにストレスが溜まったのか(笑)、と一瞬考えたけど、でも時間的に考えて、原因はサンドイッチしかありえない。。。

ホテルの近くにそれなりに美味しくて、安い中華料理屋を2つほど発見したから、この先生活が楽になるかな。

1週間にわたる会計の授業が終わった。今まで当然のごとく、正確で、事実であるかのように捉えていた会計上の数字がどれほど多くの経営者・会計士の判断(時には悪意も含まれる)の上に成り立っているか痛感した。先生曰く、会社の決算書を読む時には最後のページから読み始めましょうと。
[PR]
by a_villager | 2008-07-26 16:59 | 日常

When markets collide


When Markets Collide: Investment Strategies for the Age of Global Economic Change
Mohamed El-erian / / Mcgraw-Hill
ISBN : 0071592814
スコア選択:



大手債券投資会社PIMCOの共同最高投資責任者が書いた、ここ10年で変化した市場に対してどのような投資戦略を立てたらいいかについて述べた本。併せて、このサブプライム危機、続く信用収縮についても述べている。

債券投資会社のボスだけあって、グローバルマクロ経済について多くの文面を割いている。それにプラスして、投資家心理についてもいろいろと書いている。

他の本でも読んで知っていた内容が多かったけど、それだけ重複して色んなところで書いている点からも、それらの重要性を再確認。

ざっぱりとブックマークした箇所をピックアップ

・市場に現れるノイズがその後に起こる大きな変化を示している場合が度々あるが、人はそれらのノイズを心理的に無視しようとする。(p.5)

・リスクプレミアム(金利)が下がると、投資家は低いリターンには耐えられず、高いリターンを求めてどんどんとレバレッジ(借金)を増やしたがる。それによって増えた投資によって資産のリターンは下がって、さらにレバレッジを加速させる。(p.21)

・ITバブル後のアメリカ金融市場を見ると、長期国債の利回りと、株式指数は逆相関の関係を示している。つまり、長期金利が下がるに併せて、株価は上がってきた。(p.36)

・多くの金融機関が今まで貸借対照表の外においてきた特別投資会社(SIV)を、一番悪いタイミング(市場が弱いとき)に貸借対照表に載せる方向に向かっている。(p.49)

・今度こそは違うだろう(例えば、今度こそは株価は天井知らずに上がるだろう、ネットによって今までの経済法則は覆されるだろう)、と考えるのは危険。(p.64)

・人は目に見えるものを、整然と構築されていて、理解可能なものだと捉える傾向がある。(p.79)

・投資家には、損切りをしたがらない、という傾向がある。(p.83)

・markets can remain irrational longer than you can remain solvent (by Keynes) (p.96)

・銀行が資産を保有するビジネスから資産を形成して売却するビジネスにシフトした結果、銀行が本来果たして役割(due diligence、 monitoring、taking illiquidity)が機能しなくなって、それが今のサブプライム問題、信用収縮に寄与した。(p.145)

他にもいろいろと面白かった点・勉強になった点があった。今後読み返す機会もあるでしょう。今の金融危機は、とても高い授業料になるけど、非常に貴重な勉強の機会でもあると思う。


会社勤めを始めて、マンハッタンとロンドンと出張扱いで来て気が付いたけど、自分はあまり贅沢をしたがらない人かもしれない。子供のころ、大学院時代の習慣が身についているからかもしれないし、仕事を始めてからまだ十分時間が経っていないからなのかもしれないけど。

贅沢な時計や服、贅沢な遊びには全然興味ないし、食事も基本的に美味しければ値段にはあまり気にしない(高価な店にはあまり入りたくない)。会社がカバーするといわれても、無意味に高価な店に入ろうとも思わない。

そんなことよりも、公園でもオープン・カフェでも面白い本を読みながらコーヒー飲んでるほうがutilityが高い気がする。お金のinとoutが合っていないかもしれないけど。傍から見たらどう思われるかはわからないけど、でもそういう子供のころから身についた質素な部分は残しておきたい。

しっかし、ロンドンは物が高い。。。
[PR]
by a_villager | 2008-07-25 03:20 | 投資

涙のロンドン滞在


1日中、英語で会計の授業を受けて質問して問題を解いて、へとへとになってホテルに帰宅。

会社から渡された10kgの本の山をしばし眺める。

イギリスで金融系の仕事をするための資格試験を1ヵ月後に受けることに。ロンドン・オフィスの人しか受けないはずの試験をなぜに。。。ロンドンの同期からも、は?という反応。ロンドンで採用された人にとっても厳しい時間制約・試験なのに、なんで東京採用の日本人が受けなきゃいかんのかと。。。

イギリスの法律と金融市場の特色が延々と書かれた本にマーカーを引いていく。この試験をうけるために滞在をしている(会社がお金を払っている)から、落ちた日にもなんと言われるか。。。がくがく。。。

こんなんで気分も落ち込んで、かつ銀行残高が際どいために、食事も貧相に。。。まるで大学院時代に戻ったかのよう(食事に関しては、それより悪い。。。

なかなか大変な1ヶ月のロンドン滞在になりそう。体重落ちるだろうなー。
[PR]
by a_villager | 2008-07-24 04:36 | 日常

リスク:GIGO


今週の研修は会計。ひたすら会計。

とはいっても、会計法を勉強したり、貸借対照表を作ったりするのがメイントピックではなく(そういう練習もするけど)、会社と公認会計士が作った、監査法人が判子を押した財務諸表をどうやって読みこなしていくかを勉強している。

世の中の大部分の人が注目している(と思っている)財務諸表上の数字がどれだけ多くの、恣意的な仮定・判断の上に成り立っているか、どれだけ合法的・違法的な操作に対して脆弱かを勉強している。

世の中には色んな素敵で難しい数学モデルがあるけど、それに入れる数字そのものが会社によって恣意的に作られていたりして信頼性がないとなると、モデルが弾き出した結果の信頼性も疑問視される。よく言われるgarbage in garbage outになってしまう。計量モデルの大きなリスク・ファクターの一つだと考えていいと思う。

有名な情報ベンダー(某Bさん)とかの情報も、その分類の仕方が必ずしも正しいとは限らないし、適当とも限らない。そのベンダーの選択の正しさ・適切さを信頼して、自動的にデータをダウンロードしてモデルに打ち込んでも、どうなんでしょうか?と疑問を持ってしまう。数%の薄いマージンを計算して、それで勝負している場合には尚更のこと。モデルの限界というよりも、情報量の限界・信頼性ともいうべきなのでしょう。マージンが薄いほど、インプットのエラーがアウトプットに増幅して現れてしまう状況で、この問題に気づいている人が世の中の大多数とは思えない。

Creative accountingの本が欲しいなー。色んなルール違反・装飾の仕方を見なきゃ、対策の仕様もないからね。


ここ数年間で最低の食事を食べました。さすがはロンドン。なんで高いお金を払って、何も味がない料理を食べる羽目になるのか。どうやったら、あんな味のないものが作れるのか。あの味を食べ続けて人間は食欲を保てるのか。なんで、それにもかかわらず店は満員なのか。7つの海を制した大英帝国と、中国の帝国になんでここまで料理の味・種類の差が生じるのか。世界に名だたる大英帝国の一面を垣間見ました。
[PR]
by a_villager | 2008-07-23 07:05 | 投資

会社の研修でロンドンにいます。研修の身分でも、出張扱いのありがたい手当てをうけています。

じゃなきゃ、こんなところにいられないくらい物価が高い。。。会社の手当てがなかったら、会社員勤めしているのに破産してしまうくらい。

NYCと比べると、ロンドンの方が圧倒的に好きですねー。都心部しか見てないけど、とても綺麗で、建物がキュート。街行く人たちはお洒落でスタイルがいいw

今年の会社のグローバルでの新卒では、日本人は僕1人ということが発覚。。。その一方で中国人はアメリカを中心に多し。。。ロンドンにも一杯いるし。。。世界中の金融・ハイテク産業に若い中国人のネットワークが張り巡らされているのを実感しました。悲しいかな、この差は10年、20年後にとても大きな経済・機会格差になるような気がします。

東京オフィスで働いているのに、なぜかイギリスの職務に関する資格を受けさせられる羽目に。。。将来の方向性を暗示しているような。。。

世界中の新卒と話をするのは刺激的ですねー(日本人ただ1人で、他の人と共有するものが少ないのが若干寂しいが)。他の国の新卒から見ても僕の今までの人生(キャリア)はとてもユニークらしい(それがこの会社に入れた理由の一つなんだろうけど)。そのuniquenessを活かして、他の人がもてないような視点を持ちたいですね。

取り留めの無い乱文になっちゃったけど、この1週間のオリエンテーション・会社説明でわかったことは、この分野で働く上で、今の会社ほど多くの可能性・選択肢が1つの会社の中にあるところはないと。誇張じゃなくて。将来は全然わからないけど、今の自分の働いている分野のほかにも、面白そうな分野がいくつもある。機会があったら覗いてみたい。

金融市場はまだまだ嵐が続いていますねー。首が飛ばないように研修をマジメにこなしていきますー。
[PR]
by a_villager | 2008-07-22 00:33 | 日常

今週末から8月末まで会社の研修のため、日本を離れます。これで留学から数えて3年連続で日本の夏を逃します。とほほ。。。

先週あたりから与えられた仕事をこなしつつ、色んな疑問・提案を出せるようになった。どうしてこういう場合にはこう考えるのか?こういう風にしたほうが効率いいのでは?こういう風な違う見方はできないの?色んなことを言って、ちゃんとフィードバックをもらって、いつかは上司の今後の仕事にちゃんと取り入れてもらえた。研修を終えて、基礎知識を今以上にキチンと鍛えて、早く名実ともにチームの一員として認めてもらえるようになりたい。

海外での研修にプラスして海外オフィスで数週間、仕事をさせてもらえる機会を与えられるのは嬉しいけど、今年も夏をまるまる海外で過ごすのは何だかなぁー。今年こそは日本で夏を過ごせると思ってたから、ちょっと複雑な気分。。。来年の夏は。。。あまり過剰な期待もできない雰囲気。。。

今年の年末に資格試験を受けようと思うから、研修から帰ったら仕事も本格的に始まり、本当に忙しい日々になりそう。。。仕事自体は楽しいし、将来に向けての自分への投資も重要だと思うけど、でも今の環境だと仕事を中心に回っている生活になっていて、なかなか厳しいと感じるときも。

この1,2週間の間に厳しい世界・日本経済を見、会社で自分の働いている部門での仕事の厳しさを垣間見た。見ているだけでも精神的にキツイ場面がいくつも。。。面白いし遣り甲斐もあるけど、本当に息の休まる時間のない仕事のような感じがした。。。上司たちはどうやって気分転換をしているのだろう。

まだまだ、ワーク・ライフ・バランス(そんな贅沢が許される身分かは置いといてw)のコントロールも、メンタル・コントロールも下手だなぁー。
[PR]
by a_villager | 2008-07-09 22:02 | 日常