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by a_villager

The Predators' Ball: The Inside Story of Drexel Burnham and the Rise of the Junk Bond Raiders
Connie Bruck / / Penguin USA (P)
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今、研修・勉強の合間にこの本を読んでいるが、ふと下の台詞が頭に浮かんできた。マイケル・ダグラス演じる、企業乗っ取りやゴードン・ゲッコーが乗っ取り先の企業であるテルダー製紙の株主総会で放った演説。

Gordon Gekko: Address to Teldar Paper Stockholders

The point is, ladies and gentleman, that greed -- for lack of a better word -- is good.

Greed is right.

Greed works.

Greed clarifies, cuts through, and captures the essence of the evolutionary spirit.

Greed, in all of its forms -- greed for life, for money, for love, knowledge -- has marked the upward surge of mankind.

And greed -- you mark my words -- will not only save Teldar Paper, but that other malfunctioning corporation called the USA.


賛否はあるけど、個人的にはこれにすごく賛成。企業経営者に規律・活性を与えるという役割を企業乗っ取り屋が担っていると思うし、乗っ取られないように、企業が絶えず努力し改革していってこそ、経済が活性化すると思う。(話は変わるけど、今の日本の何が何でも防衛策という企業の姿勢は、この先の企業、日本経済に大きなツケを残すことになると思う)

この本、the predators' ball (直訳すると、略奪者たちのパーティ)でも、低格付け債券、ジャンク・ボンドの市場を作り上げ、それを企業買収に利用できるようにしたマイケル・ミルケンの功績として、アメリカの企業に買収されるという恐怖を与えて、企業経営者が改革をする動機付けを作ったということを述べている(もちろん、別の部分で悪い部分(インサイダー取引とか)はあったけれど)

このノンフィクションに書いてるミルケンの人となりがどれだけ事実なのかはわからないけど、純粋に、今まで投資資金を調達する術を持たなかった企業、格付け会社から格付けという形で差別されていた企業に対して新しい資金調達手段を提供をしたかった、という考えに突き動かされて、あれほどの巨大な市場を作り出し、アメリカ企業に大きな影響を与えたということに対してはある種の感動を覚える。

何事も、成功するためには情熱(金銭欲以上に強いもの)が必要だということなんでしょうか。


ホテルから少し歩いたところにとても美味しいタイ料理屋を発見した。店の主人もとてもナイスなおじさんだし、雰囲気も、味もとてもいい。ちょっと高いけど、これから1ヶ月足繁く通うことになりそう。美味しいご飯が食べられるとわかった途端、これからの毎日が少し楽しくなった。
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by a_villager | 2008-07-30 06:12 | 投資